一生毒を溜めない生活

  ●牛乳→体に溜まる毒→乳糖・残留抗生物質→下痢→放置すると消化器系の病気

  牛乳の良し悪しについては、様々な考え方があり、色々な議論がされているが、カルシウムや蛋白質が豊富に含まれているので、体に悪い食品とは思えません。

  唯、カルシウム補給を牛乳だけに頼るのはお勧めできません。というのは、牛乳に乳糖という毒が入っているからです。哺乳動物の中で自分の種以外の

  お乳を飲んでいるのは人間だけです。牛のお乳には、他の種族には飲まれないように、ちょっと毒のような成分が入っているのです。それが乳糖です。

  特に、牛乳を飲む歴史の浅い日本人にはこの乳糖を分解する酵素が少なく、人によってはお腹がゴロゴロしたり、下痢をしたりすることがあります。

  これを乳糖不耐症といいます。もう1つの毒と考えられているのが、残留抗生物質があります。全ての牛乳ではないが、乳牛の病気を防ぐために飼料と

  一緒に与えられる抗生物質が牛の体に溜まり、お乳にも入ってしまうのです。抗生物質の問題点は、人間の体に入ると、腸内細菌を殺してしまう可能性が

  あることで、ビフィズス菌や乳酸菌などの腸内細菌は、侵入した細菌を殺したり、免疫力を高めたりする、健康にとってとても大切なものなのです。

  実は乳糖という毒は、私たちの体の中である程度は処理できるのです。成人の日本人が消化できる乳糖は、平均1日に牛乳400mℓまでといわれています。

  約コップ2杯ですから、朝晩コップ1杯ずつ飲む分には毒になりません。この分量をしっかり守って飲めば、下痢などのプチ不調に悩まされずにカルシウムの

  補給が出来るのです。唯、あまり冷えた牛乳は、体を冷やして免疫力を低下させます。出来れば温めた牛乳を飲むようにしましょう。厚労省は日本人の

  カルシウム必要量を1日700mgと定めているが、骨粗しょう症を防ぐには800mg は必要です。この必要なカルシウムの補給を、牛乳だけに頼るのは止めて、

  豆腐や納豆などの大豆食品、シラスや桜エビなどの小魚類からも摂りましょう。また、残留抗生物質はという毒は牛乳だけに限りません。牛や豚、鶏肉にも

  使われているし、養殖魚も同様です。野菜にしても、農薬や肥料の問題を避けて通ることは出来ません。あまり気にし過ぎていると食べるものがなくなります。

  <メモ> ヨーグルトと納豆、どちらも発酵食品ですから体にいいのは確かです。カルシウムの吸収率からいえば、ヨーグルトに軍配が上がるがヨーグルトは

  冷やして食べるので体を冷やし、代謝を悪くします。なので、温かいご飯と納豆の組み合わせの方が総合点では勝るのではないでしょうか。

  ●康食品→体に溜まる毒→残留農薬→化学物質過敏症→放置すると癌や神経・遺伝子への悪影響

  玄米はぬかや胚芽を取った白米に比べて、ビタミンB1、蛋白質、カリウム、食物繊維など、たくさんの栄養素が含まれています。快食快便には最適な主食

  と言っていいでしょう。また、ぬかに含まれる繊維質が、体の中に溜まったいろいろな毒を排出すると言う研究もあります。一見パーフェクトな玄米ですが、

  実は食べ続けていると農薬や除草剤、つまり残留農薬という毒を体内に溜め込んでしまうと言うことがあるのです。玄米の残留農薬については、色々の

  意見があるが、精白していない玄米には白米よりも多くの農薬が残っていると考えるのが自然です。残留農薬と病気との関係はまだはっきりしていないが、

  発癌性や神経・遺伝子への悪影響があると言われています。また、最近増えている化学物質過敏症の原因ではないかとの説もあります。

  化学物質過敏症とは、残留農薬が色々な化学物質に晒されることで発症する症状です。目のかすみや鼻水、耳鳴り、湿疹、肩こり等、その症状は様々です。

  化学物質への感受性は個人差が大きく、同じ環境にいても発症する人としない人がいます。残留農薬という毒は化学物質です。長期にわたって溜め込んで

  いると体に何らかの影響があっても不思議ではありません。また、玄米は白米に比べて硬いため、良く噛まずに食べていると胃のもたれなどプチ不調に

  つながることがあります。残留農薬という毒を溜めずに食べるには、選び方と食べ方があります。先ずは、無農薬・減農薬・有機栽培の玄米を選びましょう。

  最近では、残留農薬の検査結果を表示している玄米もあるので、チェックしましょう。残留農薬0なら安心です。唯、こうした玄米は値段が高いようです。

  そんなに高い玄米を毎日食べられないと言う人にお勧めなのが、通常栽培の5分ずきの米。玄米ではないが、白米より栄養価が高く、精米している為、

  残留農薬の量も少ないと考えられるからです。また、良く噛むことも大切です。玄米の外側部分はかなり溶けにくい蛋白質でできているので、百回ぐらい

  噛んでドロドロの状態になってから飲み込みましょう。良く噛むと唾液がたくさん出ます。この唾液には消化酵素を始め、色々な酵素が含まれていて、

  これが毒消し効果を持っていると言う研究もあります。

  <メモ> 日本人は、ずっとお米を主食にしてきました。お米にはアミロースやアミロペクチンという消化に大変時間のかかるデンプン質が入っています。

  それをゆっくり消化してきた為、日本人の腸は、肉食中心の欧米人よりも長くなっています。消化がゆっくりの為、血糖値もゆっくり上がっていき、膵臓も

  このペースで働きます。現代はパンやパスタなど、欧米の主食を食べる人が増えているが、私たちの体にはやはりお米が1番合っているのです。