難病を癒す砂療法

  ◎難病を癒す砂療法、砂袋療法の実際
  

  ●体内の毒素を出す砂療法の威力

   ★大自然に抱かれて

  青く澄みきった空、様々に変わる夏雲の姿を眺め、潮の香りをかぎ、寄せては返す波の子守歌を聞きながら、暖かい大自然の懐に抱かれて安らぎ、まどろむ・・・。

  砂療法の醍醐味です。砂も、海も、悠久の昔から変わりなく続く大自然。気の遠くなるような地球の長い歴史の中で洗われながらも、いつもいつも新しい

  生命に満ちています。オゾンを吸いながら、海辺の砂の上に、大地に埋めると、砂は肉体の疲れをとり、全身の毒素を吸い出し、長い間に蓄積されてきた

  汚れも、すっかり吐き出してくれます。この体の大掃除の見事な効果。そして、都会の喧騒から遠く離れた心の安らぎ、解放された魂の憩い。

  砂療法の人気が急上昇しています。砂を掘って砂だらけになって、みんな裸坊。泥んこになって遊んだ幼い日のように童心に帰り、何もかも忘れて
  
  自然に抱かれ、まさに自然に1番近い生活をする。裸の付き合いとはとはまさにこのことで、みんな会ったばかりですぐお友達になってしまいます。

  ★砂、土の絶大な力

  一昔前はフグ中毒で死ぬ人が多かったのですが、フグに当たったらすぐ裸にして、砂や土を掘って首だけ出して1晩入ると、毒物を出し生命を取留めます。

  砂や土がフグのような強烈な毒でも、吸い出して浄化してしまうのです。また、疲れた時や病気の時は、裸足で朝露を踏むと良い、というのも、すばらしい

  知恵に満ちた古人の教えです。朝でなくても、裸足で土の上を歩くと、足の底から自然の土の力が入ってくるので疲れが取れ、心が和んでくるのです。

  この土の力を応用して、発熱した時や疲れた時など、バケツに土を入れて湯をさし、泥の中に足を入れて足浴をすると、疲れも熱も取れてしまいます。

  子供は泥遊びが大好きで、自然の土療法の中で、元気に丈夫に育つのです。汚れるからと嫌って止めると、心も身体も自然な成長を歪めることになります。

  最近は子供たちの神経症や胃潰瘍、ノイローゼなど、精神的なものから来る病気が増えてきました。そんな子供たち、1日中泥んこいじりをさせて自由に

  遊ばせておくと治ってしまいます。自然を忘れたら自然に帰る、という単純素朴な原理で、難しい理論ではありませんが、この簡単な原理が尊いのです。

  捨て場に困るゴミも、腐臭も、バイ菌も、見事に浄化して還元し、肥料にして、そこから生命を育て養う大地の力とエネルギーは一体何なのかわかりません。

  けれども、人間の毒素も公害も吸い出してくれる砂、土の力のすばらしさは、実践してみて初めてわかります。ゴミ、汚れ、罪やけがれを一切包み込み、

  殺菌浄化してくれる母なる大地。腐ったものや台所のゴミも、土や砂に埋めておくと見事にきれいになって、土に還元し、土を肥やし、生命の芽を

  育てて植物を養ってくれます。動物の死骸も浄化して土に還す程の力があるなら、生きた人間が土に全身を任せて埋もれたらどうだろうと考えました。

  今では全国各地で砂療法が広まっています。

  ◆砂療法の準備と入り方

  ★砂療法に用意するもの&砂療法に適した場所と温度

  水筒、ビーチパラソル、洋傘、中型シャベル、手ぬぐい2本、または木綿のナイトキャップ、或いは木綿のつばの広い帽子、ピーチサンダル、風呂上がりに

  着る服、その他、女性はビキニスタイルの水着、前開きの上着、日焼止めクリーム、男性は海水パンツ等々

  砂は、海砂、川砂、どこの砂でもかまわないが、粒子の粗い砂より、細かい砂のほうがいいようです。海辺ですと、シーズン前のほうが海水浴客も少なく、

  砂も去年の汚れが大自然の中で浄化されていて絶好の条件です。1度砂に入るとそこに毒素が残るので同じ場所にしばらく入らないほうが良いのです。

  砂が豊富な海辺では、一回入ったら次の日は自由に移動して、いくらでもきれいな砂に入れます。砂が豊富で、波が荒く、遊泳禁止区域になっている

  ような、海水浴には不向きな場所が、砂療法には最適です。適温は28度以上でないと、ぽかぽかと気持ち良いところまでいかないが、雨の降る時や、

  気温が下がる時もあります。25度前後では、砂を深く掘って、砂も多目にかけると、体温で暖まってきます。20度位に下がると、外は寒くて震えるが
 
  衣服を暖かく用意していれば入れます。この場合、温かい乾いた砂を背中や腹などに入れると温かく気持ちよく、多少気温が低くても大丈夫です。

  少し位寒くても砂が毒素を流すので風邪も引かないし、寒さも感じないものです。但し、砂が濡れていないことが大事です。海辺の平地は寒いので、少し

  小高い砂丘の、風の来ないところが良いでしょう。逆に、真夏の暑い時は、涼しい海辺に近い平地の砂が、涼しく気持ちよいものです。

  体の弱い人や病弱の人は、適温の28〜30度位の時に、ゆったりと気持ちよく入りましょう。

  ★砂への入り方と入る時間

  まず、寝て足をまっすぐ伸ばせるだけの穴を、移植ごてかシャベルで掘り、深さは自分の体の厚さより10cmほど深く掘り、安楽椅子の様な形になります。

  頭が日蔭になるようパラソルか洋傘を棒に縛って砂にさします。持ち物は頭の上に置き、水筒も手の届くところに置きます。砂の中に横たわり、

  自分で両側の砂を足のほうから腹、胸へとかけて、首だけ出した状態にします。暑いときは、7cmくらいの厚さにかけます。頭のほうを少し高くして、

  お尻の部分は少し深く掘って、足をまげて開き、手はお腹の上に置いて砂をかけると楽です。窮屈な姿勢で長く入っているとしびれるので初めの姿勢が

  大事です。砂に入る時間は長いほどよく、朝8時ごろから夕方4時ごろまで8時間位入ると、相当の効果があります。体の弱い方は、日中の12〜2時頃は

  避けて、休んでから入るようにします。初めての方は、入っている内にあちこちが痒くなり、苦しくなって、体をごそごそ動かしたくなるものです。

  これは砂が毒素を吸い取ろうとするのに、皮膚の俳気口がまだ準備が整わず、毒素を出しきれないところに、新陳代謝が盛んになって内部から出そう

  という働きがけがあるため苦しくなるのです。そのうち、スムーズに毒素が出てくるので、気持ちよく眠ることができます。砂の中は真夏でも春のように

  気持ち良いものです。一日中緊張して入るのでなく、時々出て、甲羅干ししたり、お手洗いに起きた時に砂浜を散歩して潮風を受けたり気分転換して

  また入るのいいのです。あきてきたら本を読んだり、ラジをを聞いたり楽しみながらゆったり入ることが大切です。

  ★日焼けや日射病を防ぐには

  砂に入るのは25度以上でないと寒くて落ち着きません。夏ですが、真夏の強い陽差しに晒されると日射病になるから、太陽に合わせてビーチパラソルや

  傘を時々動かすことが必要です。片方の手を強い陽に晒すと火ぶくれのようになるので、タオルで日よけの工夫をしましょう。暑いときは水分補給は

  こまめに麦茶、玄米茶、薬草茶などの自然茶を冷やしたものを利用します。砂療法をした後、海水や冷たい水のシャワーは細胞を締めてしまうので

  使わないこと。温かいお風呂にさっと入ってください、貧血気味の人は、特に長湯は禁物です。